紀元前8世紀頃ギリシアの植民都市として誕生した。ナポリ近郊にあった。
ヴェスヴィオ火山の大噴火により、79年に壊滅した。
18世紀に発掘が開始され、世界遺産になっている。
末期はローマの属国となり、ローマ人の余暇地として栄えた。最盛期の人口は約2万人。
噴火直後に当時のローマ皇帝ティトゥスはポンペイに使者を出すが、市はすでに壊滅した。
市民の大多数はローマ等に避難したが、2千人ほど逃げ遅れて助からなかった。
1763年、この遺跡が発掘され、人々に衝撃をもたらした。
1700年の時を経て蘇った遺跡は紀元1世紀の街並を奇跡的にとどめた。
■左上:住宅街。真中はかつて浅い流れであった。
■右上:ギリシア風神殿の遺跡。
■左下:神殿の柱。火山噴火による焦げた焼跡がはっきり見える。
■右下:円形劇場。
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